■007慰めの報酬■ -Movie-
「QUANTUM OF SOLACE」を「慰めの報酬」とした邦題名は、まんまの訳のようですが劇中で「Quantum」を「組織」としたテロップが入っていました。どうなのかな。ちなみに「Quantum」といえば昔のMacのHDはQuantum社製だった。前回の「カジノロワイヤル」でニュー007を確立したダニエル・クレイグは今回も元気いっぱいどころかバットマン並みのスーパーアクションで大活躍。見終わったらこの人のオーラで元気が出た。で、さらに見終わったところで不思議だったのが「秘密兵器」が出なかったこと。SonyEricssonの携帯が本部からの情報を素早く表示するんだけど、これがそうだったんでしょうか。さらにアストンマーチンも冒頭にアルファロメオと大カーチェイスを行って登場するんだけど、すぐにぼろぼろになっちゃう。こちらにも歴代のようにオプション兵器はなし。壊す車じゃないはずだけど、高価な車の性能を出し切るのを見られるのはこの映画以外しかないかも。そういうわけで、ボンドの「体力」「知力」「身体能力」を十二分に見せつけられる映画です。対する適役も従来の超メカの島とか船とかを所有しているわけではなく、生育歴が怪しいおっさんで、やっている悪事も現代っぽい設定。CIAやMI6の動きなんかも諜報合戦満載でとってもダーク。この中でボンドは自分を信じて行動するわけで、現代の複雑になった組織や社会に対して自己を貫き通すんです。こういうところが見終わった後のすっきり感を呼び込むんでしょうね。ジュディ・デンチ扮する上司Mも適当に行政的なんだけど女は度胸っていうおばさんで、部下を信じている。次期総理はボンドかMにお願いしたい。ちなみにワルサーPPKが復活しましたが、あんなショートで実弾数も少ないクラシックな銃はシリーズに敬意を表したとしてもボンドが使うとは思えません。次回はSIGかGlockでもいいです。ボンドガールはみなさん別にどうってこと無いんですが、ベットの上である方法で殺害されるのはゴールドフィンガーへのオマージュかな。ストレス貯まっている人は見るべし。正義は勝つ。
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