■睡蓮@道庁■ -Flower-
道庁の池に久しぶりに行ったら、あー驚いた。ジャングルのように睡蓮の葉っぱが水面を埋め尽くしている。モネの絵のよう。ちょうど園芸の会社の人がボートに乗って葉っぱを切っていました。腕を水の中に入れているので何しているのかと思ったら、根は底の泥の中にあって地面から茎が伸びているんですね。それを切って剪定しているようでした。泥の中でも真っ白な花を咲かすので仏教では取り上げられる花ですが、「因果倶時(いんがぐじ)」という仏教用語の比喩にもよく使われるようです。蓮は花と実が同じにつくので、原因と同時に結果があるということらしいのです。この言葉は奥深いようですが、すごい瞬間な花です。いろいろな努力の成果、「結実」するっていうのにプロセスがないのに面白いんですかねぇ。恋愛もなしで。ちなみにエジプトの川では睡蓮は珍しくもないようで、その姿から「花嫁」って呼ばれているようです。実の話を考えると、これまた微妙。うちのミニトマトはまだ赤くなりません。これは同時がいいな。
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