■Eye-Fi■ -Camera-
AppleTVとか、我が家もいろいろ無線で通信する物が増えてくるとケーブルで繋いでデータをやりとりすることが煩わしくなってきた。MacやWindowsもLANで繋いでデータのやりとりをしている。たまにiDiskも使って仲立ちするときもあるが、いったん設定するととても便利だ。無線同士でもそこそこ早いのですごいことになったものだ。昔はAppleTalkで文書書類がやっとこだったのに。というわけで、写真のデータも無線化出来ないものかと思い、行き着いたのが「Eye-Fi」だ。コンデジに携帯のようにBluetoothが付いていると、ちょっとした転送には便利なのだけど日本製にはほとんど無いのが現状だ。Nikonもちょっと前まではWiFi機種を出していたのだけど今は無いらしい。こういうSDカードのような薄くて小さい製品にWiFiを仕込め、さらにあらゆる機種を無線送信化出来るのだからメーカーで製造しなくなったのも分かる気もする。COOLPIXで撮った画像は散歩撮影が中心だからMacBookにため込むことにしている。で、付属のソフトはこのSDカードからMacに自動インストールすることになっているが多少登録に手こずった。他のMacではうまくいったので、何かのソフトとコンフリクトしたのだろう。とにかく「Eye-Fi Center」が立ち上がるとまずメアドとパスの設定をすることになる。これでネット上のCenterにも写真をアップできるようになったりカードの設定を決められる。また、このソフトを使ってカードに無線LANのパスワードを書き込むのだが、登録は32もできるようだ。これでカード容量が小さくても出先で保存すれば、データを消去することで常にカードの規定容量まで使用できるようになる。また、このソフトを使って写真のアップ先をネット上のサービスにしたり、PCのフォルダーに設定したりすることも出来る。これは同時に両方に書き込むことも出来る。ネットサービスは沢山の中から選べるように対応出来ているのだが、私はNikonの「Picture Town」にしておいた。これは2Gしかないのだが、Mobile MeだとiDiskのPictureフォルダーを指定したくても強制的に「ギャラリー」になってしまうからだった。どうも気分的に公開データと混在してしまうのが嫌だったのだ。少し様子を見ることにした。一方、Macは「書類」の中の「Eye-Fi」フォルダー内に書き込まれるが、iPhotoに自動的に移動してくれる選択もできるのでこれを指定した。ちょっと困ったのは「iPhoto」に登録されるとiPhoneにも同期されるから写真はあちこちにあることになってしまう。少し「同期」の整理も必要だ。転送はカメラをONにすると写真が転送される。Macを開いているとアイコンが点滅し、縮小された写真が表示されて書き込まれている様子が分かる。Macを開いていないとネットに飛んで行っているのかはまだ確認していない。速度はUSB転送の「×0.8」くらいのスピードだろうか。ネットに多く感想が書かれているように意外に早いのでほっとくと出来ちゃったというところだろう。まっ、クラウドに写真が飛んでいくのが何の役に立つのかまだ分からないが、時代に慣れると言うことで少し使い込んでみたいと思う。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント